陽気に誘われて少し庭仕事をした。
枯れた花やバラなどを剪定していたら、うっかりハマナスの枝を握ったらしい。手袋をしていたが、右手親指に棘が刺さった。チカッと痛みを感じたが、やがて収まるだろうとそのまま作業を続けた。
終わって手を洗うときその棘の深さなどを確認し、自然に抜けるまでは数日かかりそうに思えたので絞るようにして抜こうとしたが出来なかった。家人に棘抜きを探し出してもらい簡単に取り出すことが出来た。
子どもだったころ、棘抜きは必需品だった。今思うと、栗、ウニ、木苺など、美味しいものを手に入れるためには棘のリスクがあると教えてくれる遊びだった。そしてその解決策は準備してあった。
人生には様々な棘があるが、なかでも言葉の棘はツールがないから厄介だ。