先日のお寺の行事でお説教をしてくださったのは初めてのお坊さんだった。
お寺出身でなくて、住職がおられなくなったお寺に若くして入られたらしく、しばらくは伝統とかマナーなどで顰蹙を買うことが多かったらしい。
そのお坊さんのお話はというと、その切り口とかお話の構成も聞きなれない形だった。それが私には面白く思えた。
変化を起こし伝統を破るのは、馬鹿者、若者、よそ者といわれるが、それを期待するのだ。
お坊さんは「落語」のオチを利用して伝える工夫をされていた。落語の持ちネタは複数あるらしい。
もっとも伝えることが難しい「届けられている願い」について、田舎の野菜を都会暮らしの息子に送る老母との会話を通じて、伝えようとする工夫。
地に着いた話題を取り上げながらの伝道姿勢を感じながら、お話に浸っていた。