人間という生き物は、「分別」という行為がなによりも好きらしい。どうやらひそやかに仕分けの基準を持っていて、それに照らして分別しているようだ。
損か得か、好き嫌い、いいかわるいか、高い安い、・・・。そしてそのときの自分の気分で、どちらかに決めているので、外部からは見えにくい。
それでも仏法を聞いたことがある人なら、人間の分別のすべてが自分本位で行われることを知っているはずだ。だからと言って、自分はそうではないと言えないのが悲しいのだ。
それでも、人間はそのように分別して暮らしている思って行動を観察すると、大きな間違いをすることは避けられるかもしれない。