我が家の手洗いには、『ひめくり歎異抄』がある。2017年の初版のものを購入して、毎日めくっているので少しイビツにもなってきた。
一年に12回、9年間読んできた計算になるのだが、自分の中で何かの変化が生まれているような感触はない。そっけなく言えば、一瞥し、「そうだなあ」と数秒間の共感を覚えるくらいなことだ。
慣れてしまったことの恐ろしさがある。知っているという思い上がりも見え隠れする。
そんな傲慢さから離れ、今さら初心に帰ることなどできないので、数週間読み直してみようと思た。何が善かどうかわからないが、それでも「善は急げ!」。明日から始めてみる。