我が家の梅の古木にキツツキが巣穴を開けた。そこで雛が孵ったらしく、朝庭に出ると小さな鳴き声が聞こえる。
しばらく佇んで雛の声を聞いていると、突然太くけたたましい声がする。
親鳥が雛に注意を呼び掛けているようだ。「静かにしなさい、危険が近づいているよ」という声のようだ。しばらく雛の声が消えるからそう思う。
そのような親子の鳴き声は、最近になって親の鳴き声が高い杉の木の枝から聞こえるようになった。「出てごらん、羽ばたいてごらん」とでもいうように鳴き続ける。
それでも雛の姿は巣の入り口には見えない。巣立ちを見て祝福してやりたいのだが、見ることが出来るだろうか。