突然、住職から質問を受けた。お寺で行われる「法座」という行事があるが、そのパターンを変更することについての質問だった。
前住職であった私が、引き継ぎ続けていたパターンは、読経から始まり、法話、休憩そして法話という流れであった。
その流れを、まず法話をして次に読経。休憩の後もう一度法話を聴聞するという流れに変えるというのだ。
私が住職になったとき、「こうしなければならない」という話は聞いたことはなく、それまで形式を不自然とも感じずに踏襲していただけのことだった。
順序を変えることによって、現代にふさわしい形が生まれると感じ、賛成した。当面は違和感も生まれるだろうが、やがて収束し、質問や話し合いに法座に発展することも予想され、楽しみになった。