今日は、ご縁を結ばせていただいていたお方のお葬式を営みます。満88歳、1歳上のご婦人です。
そのお方について、私たちの印象をいえば、裏表がなく正直でとても控え目なお方でした。先立たれたご主人と、磯の漁業の暮らしをしておられたお方でした。
一言でいえば、戦後の昭和人間ではなく「古き昭和」の人に思えていました。勤勉とか節約、あるいは道徳などの躾を真っすぐに受け入れておられたと感じていたのです。
いつの頃からか、専業主婦というご婦人の職業分類が生まれましたが、その中に聞法活動という時間は想像できません。
ところが古き昭和人間の主婦には、一家あげての家業参加や聞法活動の名残を散見していました。
その「古き、そして良き昭和人間」とのお別れをさせていただきます。